figmaカイジ他ワンフェス2011冬の福本フィギュア

前回まとめ:ワンフェス2010夏の福本フィギュア

2月6日に幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル2011冬に行きました。
とりあえず今回の目玉はこれですね。

figmaカイジがサンプル展示

figma(フィグマ)とは、マックスファクトリーが企画・開発、グッドスマイルカンパニーが販売しているアクションフィギュアシリーズ。「よくうごく、キレイ。」のキャッチコピーの通り、現在のアクションフィギュアとしては洗練された可動を実現しつつ、モデルとなるキャラクターのイメージを忠実かつ精密に立体として昇華している。


カイジがまさかのfigma化!!!!!!!!!!!!!


ワンホビブース直行したらガチで展示してありました。よくうごく、カイジ
長年の妄想を公式で実現してくれるとか感無量すぎてやばい。買うしかない。




アップ。アニメ版のキャラデザを基調にした造形。
手のひらサイズの小型ながら、ワッペンやファスナーなど細部まで作りこまれていてさすがのクオリティ。キリッとした精悍な顔立ちですが若干目付きが鋭すぎるような気もします。他にも口を開けた叫び顔とボロボロ泣き顔の2種類くらいは顔パーツ付属すると予想。
左手は限定ジャンケンカードを持ったパーツになっています。Eカードや麻雀牌、チンチロなどの小物があるとうれしいですね。マルボロとビールと焼き鳥は必須で。カイジの耳や指のパーツが着脱可能になってたらどうしよう。OMS。





横顔。ナイスな尖り具合です。奥にロボコップが見えます。
このブースで展示されているフィギュアの横にそれぞれ原型師さんからのコメントが書いてあるのですが、figmaカイジの原型制作を担当されている*1浅井真紀さんから「特徴的な顔と鼻の輪郭の再現が難しかったです」とのコメントが。プロでも手こずる常軌を逸した福本絵の難易度。怪我の危険性があるので取扱説明書には「鋭利な部分があるのでご注意ください」の記載をするべき。





後姿。ジャケットの国旗柄も忠実に再現されています。
アニメ版のカイジが元になっているだけあって全体的にスタイリッシュです。アニメ版はカイジのくせにスタイルよすぎ。スキニーどころかデニムレギンスでも履いてるんじゃないかと疑うレベルのふざけた美脚でイラッとします。
原作カイジのもっさりストレートで靴下見えるくらいのダサい丈でそれでいてなぜか尻のラインだけはぴっちり強調されるあのジーパンは、胸の部分だけ不自然に服が貼り付くエロゲ制服と同じ素材でできているという結論に達した。




絶対に許さないリスト入りしていた、ムービックから発売中止になったトレーディングフィギュアBOX。許した。


というわけでfigmaカイジ2011年8月発売予定だそうです。価格未定ですが通常であれば2500円前後だとおもいます。
figmaカイジの写真を撮る人々がことごとく「ちょwwカイジwww」「ウケるwww」「誰得www」とたのしそうだったのでよかったです。よく考えたらゴルゴ13やビリー兄貴やドアラfigmaも出ているくらいなのでカイジが出ても全然おかしくないですね。ネタキャラ要員でいいから売れてくれないかな。*2

砂場でジタジタさせて汚したり、身ぐるみ剥がして別室行きにしたり、アカギや涯くんに魔改造する用にも複数買い占めがおすすめ。



今回の購入物


夏のワンフェスレポで取り上げた「LINK FACTORY」の「逆境無頼 カイジ」ブラックガードメン・バケットセット
再販していたので迷った末に買ってしまいました。
15体の黒服と兵藤会長、利根川幸雄(各1体)とカイジ(2体)がセットで黒バケツに収納されています。





会長と利根川先生が銀金色でカイジキン肉マン消しゴム的な肌色。黒服はポーズが3パターンくらいあります。
注目すべきはなんといってもおそらく史上初の立体化となる四つん這いカイジですよ。ほぼこのカイジのために買いましたよ。胸に分割線があるせいで透けたキャミソール着用してるみたいになってるけど全裸ですよ。
見えにくいですが「それでも人間かっ…!」のときのこういう><顔をしています。そしてなぜか無駄に強調されている腹の模様と乳首。後ろから見たときの尻の造形が筆舌に尽くしがたいすばらしさなのですが、全裸の男の尻の写真を嬉々としてブログにあげるのもどうかとおもったのでやめました。



アカギと神域のレジンキャストキット


「ろぜおじたす」から一般ディーラーではおそらく今回唯一の福本関連新作。神域不良中年イケイケ麻雀だんな衆の雀ドルでおなじみ赤木しげるです。
どの角度から見ても破綻しないふつくしさ。大きく開いた豹柄のシャツがとてもよく映えます。しわの寄り方や鎖骨から漂う色気すごい。カタログチェックで第一印象から決めてました結婚してください。




結婚を申し込む前に完売でした。まだ昼頃でしたが早い時間に売り切れたそうですオワタ。
写真を撮っていたらディーラーさんに「赤木の墓参りとか行ったんですか?」と訊かれ、ハイと答えたら「今日買っていった人に訊いてるけどやっぱりみんな行ったって言うねw」と感心されるなど。赤木しげるクラスタの人たちこわい。
隣は夏のワンフェスレポで取り上げたアカギ19歳。今回は展示のみでした。神域はこのアカギをベースに作られたものですね。前回は「ななでみっく」で出展されていたので気が付きませんでした。



再販のアカギガレージキット


こちらは2006年に販売されたアカギのガレージキットの再販。
結構話題になったので見たことある方も多いとおもいます。「ヘビーゲイジ」で制作されたものですが今回から分離したのか「翁宮」というディーラーで展示されていました。
展示品の塗装が塗りなおされ、より一層アカギらしさと魅力が倍プッシュ。足も腹チラも胸元もアカギの立体物はなんでこんなにエロかっこいいんですか。鼻で胴体を貫通されたい。できればこちらも買いたかったのですが、自分で塗装と組立ができるか不安だったのと財布の資金が底を尽きそうだったので断腸の思いであきらめました。ああ……それにしても金が欲しいっ……!





話がそれますがちょっと気になったこと。

福本作品は再販でも完成品3体提出を要求されると依然聞いたことがあったのですが、本当に3体要求されました・・・orz
昔再販申請したときは提出なかったんですけどねぇ。油断してました。
しかも今回は海洋堂様から書類が届くのがやたら遅くなっていたのですが再販だけなので油断していたらまさか3体とは・・・仕事の〆切と思いっきりかぶってきたのでWFの提出分間に合わないかも。

翁宮日記より。完成品を3体提出て。
手作りで型とって組み立てて塗装した完成品を、1体ならまだしも3体て。



以前ワンフェスで鷲巣さまやカイジ犬のガレキを購入させていただいた「陸づり釣果ZERO」のだんじさんのツイートより。
今回「陸づり釣果ZERO」で新作予定だった市川さんとおっちゃんが落ちてしまったのも、版元や実行委員会との調整がうまくいかなかったのが一因らしくてしょんぼりです。当日版権の商品化許諾制度で許可してもらうためなので版元に従わないといけないのは当然ですが、こういうことで数少ない福本ガレキの作り手や再販が減っていったらマジ泣けますわ。頼むぜ版元…。


今回のワンフェスで見かけた福本立体物は以上です。



おまけ


手前の縞スーツの人が利根川先生に見えたので焼き土下座ストラップ期待。
 
 
 
 

*1:カイジに限らずfigma全般を制作している原型師さん。

*2:売れたらカイジねんどろ化や他の福本キャラのfigma化も…!きっと…!