逆境無頼カイジ破戒録篇7話感想「魔法の賽」
7月13日発売のミニアルバムに収録されるカイジOP「Chase the Light」のPV。フルで聴くととてもカラオケで歌いきれるきがしないです。変則的に曲調が変化するので後半同じ曲とはおもえない。ボーカルナイス短パン。
待望のオリジナルサウンドトラックも7月20日発売ヤッター!
- アーティスト: Fear and Loathing in Las Vegas
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2011/07/13
- メディア: CD
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以下ネタバレ。
「動かないっ……!動かないっ……!動かないっ……!動かないっ……!」
7話最大のネタポイントといえばこれ。
幽体離脱までしてカイジの股間を覗き込みに行く班長。
何?どういうことなの?シゴロ賽使うとカイジの股間反応するの?
実際にはイカサマを見抜いたのであれば賽を押さえに来る動作をするであろうカイジがびくとも動かない様子にただ動揺しているだけなのですが、演出ひとつでここまで爆笑させられるとは。こんなユウタイノヴァ原作になかった。
今回の班長と鷲巣様が完全に一致している件。
班長はまだともかく鷲巣様は感情が顔に出すぎです。
今回は主人公であるハギーがほとんど喋らず、ひたすら敵側からの心理描写が続いた点も含めてアカギと似通っていたきがします。敵視点は負けフラグ。
- 一年前の回想
シゴロ賽の搾取システムは本当によくできてるとおもいます。アニメでも今まで班長側が圧勝したとき、賽をよく見ると回ってる間も目が出た時もシゴロ面しか見えてないんですよね。それでも三好メモ.txtが日の目を見るまで誰も気がつかなかったというだけあって、人の心のスキをついた巧妙なイカサマです。そしてそれに気付いたカイジがいちばんかしこくてすごい。
- 班長一投目
- 班長二投目
疑心暗鬼に陥り思考の迷宮に迷いこむ班長。スーパー班チョータイムでした。「まさか揃いも揃って名優揃いってわけでもあるまい」という班長のセリフに思わず「あんたが一番名優だよ…」と力無く返答せざるを得ないほどすばらしい演技。今となっては班長役がチョーさんでよかったとつくづくおもいます。あれだけ勢い良く投げてよくションベンしないな。
- 恋の抑止力
- 大金はイカサマ防止の重し。O☆BO☆ROな気づき。ブラフと結論。
- 三好メモやシゴロ賽も疑ってかかっていた疑り深い沼川もゴーサイン。
- 福本漫画では目と目を合わせるだけでテレパシーを送ることができます。口元に拳を持って行くとさらに鉄壁。これ豆な。
- 目なし惨敗だよおめーは!
- 運命の三投目
- 出動だっ……!魔力っ……!シゴロ賽っ……!
- よく訓練された帝国民「決まる!決まる!( ゚∀゚)o彡゜」と大合唱。
- サイコロの滞空時間の長さが異常。
- 最後の最後まで心臓に悪い焦らしプレイが続きます。
通常この奪り合いは賽に近い班長側が有利……!
しかし、虚を衝ければ別っ……!
誰もがその時だけは息をのんで見守るしかない、神に祈るしかないそんな時間を盗めれば別っ……!
神の時間に手を突っ込んだカイジ。
ウェディングベルのように揺れて鳴り響くライト。
神の時間っ……!鐘の音っ……!つまり……結婚だろうがっ……!
【今回のあらすじ】班長が賽を3回振った。おわり。
これだけなのになぜこんなにおもしろいのか。賽が回ったまま終わりかと思いきや突っ込むところまで行きましたね。引き上手すぎ。作画も最高。チンチロ編もいよいよ最高潮のクライマックスを迎えます。8話楽しみすぎてケツから泡吹く。
「サイコロというか立方体は誰がどう見てもいっぺんに三面までしか見えない。この範囲の中ではここの賽はあくまで正解。」
次回は本日深夜24:59から第8話「因果応報」です。
風邪で絶不調ですが生きる希望なので這ってでも観ます生きたい。