逆境無頼カイジ破戒録篇5話感想「虐待と忍耐」
6月22日より先行レンタル開始、毎月リリース予定。セルDVDは秋頃リリース予定。1期同様ジャケットから漂うオーラに尻が引き締まる思いです。
ヤンマガも読んでますが、相変わらずの牛歩ペースでありながらマリオの全裸や入浴サービスシーンだの和也のハートマークや喘ぎ声*1だのよくわからない方向に全力疾走しているので話が進まないこと山の如し。カイジさんが歯を剥いて唸るばかりで人としてまともな言語を発してない。
和也編6巻の発売日は6月6日です。666となかなか不吉な数字並びなのでおぼえやすくてよかったです。
以下ネタバレ。
- 石田広光(声:鳥海浩輔)初登場
- 限定ジャンケンと鉄骨渡りに登場した石田さんの息子。そっくりです。
- 声優を務めるのはまさかの鳥海。真っ先に思い浮かんだのが咎狗のアキラで申し訳ないですがなんというエロボイスの無駄遣い。
- 目を輝かせながらカイジをまるでヒーローのように語る今は亡き石田さんの回想が切なすぎる…ぶわわ…
- 石田家の本棚の中ちょっとDVDぎっしりすぎませんか。
- 福本作品の眼鏡キャラはツーブリッジしかいない。これ豆な。
- 黒崎義裕(声:堀内賢雄)初登場
- 各班の班長も初登場
今回は何気に初登場キャラが多かったです。そして声優が豪華。カイジのキャスティングは手堅かったり時に冒険してみたりどきどきさせられます。1コマ余ったので三好の縦長の目がゴーグルからはみ出ている怪奇現象を御覧いただきたい。
- 親不孝の放浪息子
- 幻の右フィニッシュブロー
- クズに耐えかねたクズから猛烈に痛そうなフルスイング入りました。
- 定番のガンダム名台詞「親父にもぶたれたことないのに」を口走るにはこの上ない絶好のシチュエーション。
- 殴られた後の石田のポーズが暴力夫に怯える妻。
息子のために必死に戦った石田さんを知らずに侮辱する広光を見て辛そうに目を伏せてから意を決してビンタを食らわし「親父さんはそんな人間じゃない!」と激しく叱咤しながらもやりきれない気持ちに体を震わせて涙が後から後から込み上げてきているカイジうおおお好きじゃあああ!他人の痛みを感じて他人のために泣けるやさしいカイジが好きじゃあああ!結婚じゃあああ!うおおおおお!
みたいな発作でこの一週間苦しんだ。
- 少ない物資を分け合う45組
- あの…オレたちの食事は…?
- 汗臭いと指摘され再び体を洗っている間に食事を下げられる嫌がらせ。
- すみませんカイジの体臭がきついばっかりに。
- 陥落への揺さぶり
班長「さあイッてくれっ……!一気にっ……!」
黄金水顔射で班長アクメ顔いただきました。
ここまで空気を読んだ絶妙のタイミングでCMを流しておきながら別にカイジのスポンサーというわけではないようです。公認アニメでも何でもなかった。どういうことだってばよアサヒスーパードライ。
- 許してやろうじゃないか…寛容な精神で…!
- 班長の陰湿ないじめ始まる
- 危うくクレーンで事故死
班長のいじめマメすぎワロタ。下駄箱に手紙や画鋲を仕込む手口に似た乙女臭。原作でもシュールでしたが、いい大人が雁首揃えて角砂糖事件に深く悲しんでいる姿には思わず笑いがこみ上げてしまう。
- 決起の日から85日
- オレが憎いだろ…?欲しいんだろ…?
「ククク…いいのかよ…!オレが行くとなったら…遊びじゃなくなる…!張らせてもらうぜっ……!限界を超えてっ……!」
「どうしてもそれがご所望とあらば…仕方ない……!それを受けてやるのも班長の務め……!来いっ…カイジ……!受けてやるっ……!」
衆目の中でついに言わせた限定解除のリミットブレイク班長総受け宣言。
班長のラスボスじみた凶悪な笑みと吹きすさぶ強風に立ち向かうように力強く賭場へ歩みを進めるカイジ。限界を超えてカイジの命を賭けた戦いが今始まる!
と、金も命も賭けてないうちから立木の気合が先走っているナレーションも絶好調で今回も青天井のおもしろさ。山場を最大限に盛り上げるざわざわBGMにもアドレナリンが迸ります。音楽良すぎ。タニウチヒデキは鬼才。
次回は本日深夜24:59から第6話「熱風の到来」です。
しかしこれ書いてる時点であと2時間もない。ちなみになぜか関西放送ではカットされているらしい今回のカイジ箴言リターンズは、カイジ宣伝という名のそのまんまコンビニ版の宣伝でした。