「賭博覇王伝零」が次号より連載再開


2009年2月25日発売の週刊少年マガジンに掲載された「賭博覇王伝零」第一部完結編。
あれから2年4ヶ月。死にかけていた……オレ達はこの時……!その最中……崖に落ちたまま消息を絶っていた一人がのこのこ遅れて帰ってきて……救った……!

それが零……!迷惑千万な男……!




「日本中が待っていた!ついにあの男が帰ってくる……!」


「賭博覇王伝零」次週33号より復活新連載!


コングラッチュレーション……!コングラッチュレーション……!再開おめでとう……!*1

1年ぶりに再開するハンターハンターどころの騒ぎではない。大方の予想通りに重大発表=連載再開でしたがいきなり次週からとはおもいませんでした心の準備が。落ち着くんだ。2の平方根を数えて落ち着くんだ。
再開が決まって尻の底からうれしいです。在全様ありがとうございます。あの全滅エンドの最終回のまま本当に終わっていたらプリンセスハオに次ぐ伝説として後世まで語り継がれるところでした。「架空の自殺オフ開催して宇海零釣ろうぜwwww」と一酸化炭素中毒で練炭自殺するところでした。零の人生が捜索打ち切りにならなくて良かった。在全様のおしっこハプニングで終わらなくて本当に良かった。やったああああ。
カイジの5週連続休載もユウキのアニメ出演も、すべて零再開への布石だったとおもうと胸が分厚くなります。カイジは犠牲になったのだ……




在全無量の人生相談〜ズバリ!言うんじゃ!〜


再開のお知らせとともに今週のマガジンに掲載された世界一ゲスな人生相談リターンズ。

質問「もし野球部のマネージャーが『零』を読んだらどうなりますか?」
回答「どうもならんわ!」

もはや人生相談の体を成していませんが大喜利にしても回答が斜め上暴投すぎます在全様。あいかわらずラブサイケデリコな内容でした。ページ1万の原稿料で漫画家は座り小便して喜ぶワンコみたいになるそうです。福本先生完全監修ですがこれ実話じゃないんですか。


一方、車ごと崖から落下するという壮絶なラストを迎えた零は


しめててよかったシートベルト!もっててよかったチョコレート!
巻末に掲載された宮島雅憲先生の次号予告漫画「ミヤジマがお知らせします。」では、賭博覇王伝零の新展開を大胆予想。このシートベルトが防弾じゃなかったらとっくにあの世行きでした。ミツルだってまだ病院で生死の境目さまよってるのに。絵が似てて零が腹黒でネタ的にもおもしろかったです。じわじわと再開の実感がわいてきた。宇海ランド開園だよー。




2年4ヶ月の軌跡

(過去記事:「賭博覇王伝零」はいつ再開するのか)


休載から今までの経緯はこちらにまとめています。
8巻ラストで利根雄が告知していた「7月連載再開!」の文字はあながち嘘ではなかったですね。年号が2年ほどずれただけで。
果たして小中学生の多感なマガジン読者は、コロリといけるガムやサーモグラフィーや母なる海や見殺さナインや小太郎・ヒルマウンテンウィリアムス・ハリソンジャガーサタケ・ジェームス城山の存在をまだおぼえているのか。




編集長による柱コメント

申し訳ありませんでした。「零」はいつ再開すんだ!?っていうお怒りの電話を、この2年4ヶ月の間に何千本受けたことか!ようやくお届けできます。
続編というよりも超新編、次なる賭博種目は○○○(カタカナ3文字)。これしか言えねえっ……!


苦情多すぎ吹いた。わたしもマガジンで似たようなクイズ漫画がはじまったときは危機感を感じてアンケートハガキの余白にみっちり「賭博覇王伝零」の名前を書き連ねて送ったりしました。それだけみんな待ち望んでいたんだ零を。「続編というよりも超新編」という言葉に一抹の不安を感じますが、最低限零が生きて五体満足でいてくれればいいです。なんかもう何もかもすっとばして「あれから10年後」スタートとかありそうで困る。


そして気になるのは「次なる賭博種目はカタカナ3文字」という言葉。
単純に考えてこれに該当するメジャーなギャンブルといえば、カジノゲームの一種である「バカラ」ではないかと推測されます。さらに「バカラ」とはイタリア語で無し・ゼロ・破産を意味するそう。ゼロ……ゼロ……零がゼロ……!この符号をどう見る……?


もしかするとオセロやチェス、ドミノ、カルタ等のボードゲームだったり、テニスやゴルフ、ロデオ、ダーツ等スポーツだったり、カイジだったりアカギだったり、はたまたオリジナルギャンブルかもしれませんが、とりあえず麻雀でないことだけは確認されたので安心しました。「サンマ」という可能性は叩き潰す。




次号からいよいよ「零」再開

賭博覇王伝 零(8) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(8) (KCデラックス)

次号、待望のマガジン33号は7月13日(水)発売です。表紙は上戸彩。思い返してみると「賭博覇王伝零」の記念すべき第1話が掲載されたときの表紙も同じく上戸彩でした。上戸彩にはじまり、再び上戸彩ではじまる新たな覇王伝。既巻を読み直しながら圧倒的展開に備えたいとおもいます。
来週から月曜カイジで火曜カイジで水曜零のフルコースとか死ねるわ。



以下拍手お返事です。
>前回、井草八幡について拍手コメしてくださった方
ガチで井草八幡行かれたとはあまりの仕事の早さに冷麺吹きました。この暑い中本当におつかれさまです。すごすぎる。これがリアル聖地巡礼か…ゴクリ
あああやっぱり必勝祈願のお守りは置いてないんですね…。あのお守りを首から下げて事あるごとに握りしめたかったのですがおっちゃんに買い占められたか。井草八幡は第二のらきすた目指してカイジ利用して町おこしでもすればいいとおもいます。いいなあ。この際ビニールに入った似たようなお守りなら安産祈願でも交通安全でもなんでもいいので、おっちゃんと同じ井草八幡の恩恵を受けたいものです。
6巻持参してお守りのコマを見せようとまでしたその男気に感動で包まれました。井草八幡のやおよろずの神様方はあたたかいですね!すばらしいパワースポットのようなので練馬に立ち寄った際にはぜひ訪れたいとおもいます。ご報告ありがとうございました!


>せきせさん
コメントありがとうございます。「カイジの不幸で飯がうまい!」は即興で思いついた割には語呂が良いので気に入っています。このまま人生のキャッチフレーズにしたい勢いです。同意していただいてうれしい!かわいそうな目にあってギャン泣きしてるカイジを見るとまったく心が豊かになりますね。

 

*1:祝い絵が数年前の見苦しい使い回しですみません。