かいたに杯ビギナーズでワンナウツ


日曜に雀荘「あらたま」で開催された初心者麻雀大会に参加しました。
写真は大会の上位賞品として贈呈された甲斐谷忍先生描きおろし色紙や、実際にワンナウツの連載で使用された原画です。まぶしい。

今のところ皆勤賞の4回目ですが、成績は20人中16位という結果に。まるで成長していない。甲斐谷先生とも打てましたが全然でした。ビビリで積極的に仕掛けたりできないのでテンパイもできないまま地味に終わることもしばしば。


細かい打牌はおぼえてませんが印象深かったのが3回戦オーラス。
2巡目にして下家が赤ドラ5萬切りの親リーチ。ドラは2萬。後の数巡も親の捨て牌はほとんどノーヒントで厳しい局面。
それでも点数が平たいこともあってか、親以外全員ためらわずに鳴きを入れるという暴挙。オリる気ねえーッ!何を捨てればいいか全くわからないうえにとにかくなんでもいいからアガればトップみたいな状態だったのでくそみそです。
親の当たりは2萬と7萬のシャボ待ちでどうやら引っ掛けだったらしいのですが、初心者だけに誰もスジとか知らないとか壁殴りたくもなりますね。
結局、対面に安目振り込みで最終戦はビリ卓陥落。終了。





結果発表では上位だけでなくキリのいい順位にも豪華賞品があるのですが、今回キリ番の15位にランクインしたのが甲斐谷先生ご本人だったということで特別に、前後の14位と16位で賞品を懸けてジャンケンをして決めることに。
突然転がり込んできた好機に立ち上がり雄叫びをあげながらガッツポーズをキメる16位。わたしです。


非限定ジャンケン……!
この勝負、運否天賦じゃない……!


とか考えてる間にまあ一発で負けましたね。運否天賦でしたね。


賞品はワンナウツ児島の描きおろし色紙。手に入れたのは14位のkanohaさん。彼とは以前にも6位と7位で賞品争いをした因縁がありそのときは判定勝ちしたのですが、当時の賞品は単行本1冊なわけで今回の色紙とは雲泥の差というか正直噛みしめた歯から血を吹く程度にはうらやましいです。


腑に落ちない悲しみで打ちひしがれていたところ、本人から色紙を懸けて麻雀で勝負してやってもいいというまさかの慈悲をいただいたので、藁をもつかむ思いでアタックチャンスにすがることに。*1
取ったぞその言質っ……!この衆目の中で……!


しかし対面に満貫ツモ親かぶりを喰らい、キツめの点差のままオーラス突入。
苦しい戦況の中、なんとか發を鳴いてタンヤオの形にドラを重ねて両面待ちでテンパイ。なかなかの好形です。乗るしかない このビッグウェーブに!





はい。思わずドヤ顔でリーチしましたけど
ポンしてました。


えるしっているか ないたらリーチはできない。
あわてて取り消しても時すでに遅しなわけですよ。敵は下家で現在トップなのでニヤニヤしながらベタオリしてくるわけですよ。まさかこの大事な局面でこんな初歩的なミスやらかすとは。悪夢っ……!呪い殺したいっ……!この愚図なオレを……オレの手で……!


が、あきらめかけたところで対面から奇跡の差し込み。満貫きたあああ!!
ガイアが!おれにもっと輝けと!囁いている!!!
焦りの色を見せるトップを横目に悠々と点棒を受け取り、東風戦終了です。


そして結果発表

25000点 VS 23000点 !!!!!




2000点足りねえ……


ジャンケンで負け、麻雀でも負け。
そもそも最初から14位に賞品が渡っていればジャンケンさえなければすっぱりあきらめがついたんですけどそれよりも許せないのはせっかく与えられたチャンスを生かせなかった自分の不甲斐なさですし生きてる価値ないですし。
今回も和気藹々と笑いと憎しみがうずまく大会でたのしかったです。*2
甲斐谷先生お忙しい中本当にありがとうございました。



おまけ


あらたま麻雀メンツとGWに初島行ったときにクラフト教室で作った痛スカイスクリュー……!輪ゴムの力でプロペラを飛ばす簡単なおもちゃです。
ワンナウツがチロさんとりんださん。アカギがsttさん。カイジが自作。逆三角形の白紙を渡された時点でカイジ即決でした。しばらく子供たちや工作担当のお兄さんの視線に晒されながらオタク絵を描くという苦行に耐え抜く。
早速草原に駆け出して試してみたらこれが予想外におもしろくて、全員夢中で飛ばし続けてました。みんな軽く10m以上飛ぶのにカイジだけキャラを反映してなかなか飛べない出来損ないっぷり。見かねたお兄さんに魔改造を施され、泣きながらすごい勢いで地面スレスレを横這いに飛んで行くカイジを見て死ぬほど笑ったのもいい思い出です。





専用ハーネスを着用して樹の上を渡っていくアスレチック「SARUTOBI」
初島で鉄骨渡りができると聞いて喜び勇んでやって来たのですが鉄骨どころではなかったです。地上6mの高さでの綱渡り。こんなのってないよ。綱が細すぎて靴に引いた標準が全く役に立たず。
途中降ってきた雨でアスレチックが濡れてさらに難易度があがるも、リタイアは実質不可能なので全身びしょ濡れになりながら「なぜ我々はリゾート地に来てまでこんな思いをしているのだろう」と万感の思い。そんな中でも「佐原っ…!在るかっ…!」「オレはここに在るぞっ…!」「佐原っ…!」と互いに呼び合っては胸から湧いてくるぬくもり。プライスレス。温泉最高でした。





ワンナウツはアカギやカイジと並んで日本テレビ熱血系勝負アニメ3部作」らしいので言ってしまえば穴兄弟です。
作者自ら「野球版アカギ」と銘打っているだけに、野球というよりも相手の腹を探って悪魔的奇策で裏をかくような心理戦の要素が強いワンナウツ。主人公の東亜がハギーボイスでマジピカロです。今更ですがとてもおもしろい作品なので未見の方はぜひぜひ。ライアーゲームの連載再開まだですか!


ONE OUTS-ワンナウツ-DVD-BOX First

ONE OUTS-ワンナウツ-DVD-BOX First

ONE OUTS -ワンナウツ-DVD-BOX Last

ONE OUTS -ワンナウツ-DVD-BOX Last




続きから拍手返信です。
>チョコ豆さん
返信おそくてすみません。コメントありがとうございます。反応いただけるとものすごくうれしいです。まんまと黒沢にはまってくださったようでニヤニヤしてますヤッター!黒沢はほんとうにおもしろいですね。愛すべき歩く毒ガスを応援せずにはいられない。福本先生のギャグセンスと声に出して読みたい言語センスがとてつもない破壊力。打ち切りのように終わってしまったのですが今でも続きが読みたくて仕方ない作品のひとつです。ブログではあまり出さないように心がけてはいますが腐っているかと言われると普通に腐ってますね。ええ。どちらかというと大好きです。福本では特定のCPに熱を注いでいるわけではないですがカイジがかわいそうな目にあっているとおもわず脳内物質が口から漏れます。


>いつも楽しく拝見しています〜の方
わあああたたかいお言葉ありがとうございます。はあはあ。ありがてえありがてえ。学校のパソコンから!はい消した!いま履歴消したよ!わたしもよく授業中に福本AAスレとか見て一人で肩を震わせたりしてました。そのうち予告なしに班長のエロ画像とか貼る可能性もないこともないのでくれぐれも背後には気をつけてください。わたしも今以上に睡眠時間けずらないようにがんばります。


班長の立体感がヤバイですね〜の方
班長確実にこっちに迫ってきてますよね。あの鼻のでかさは異常。そういえば3DSのキャバ嬢ゲーにカイジが出るとかいう話ありましたけどどうなったのか。鼻の鋭角が立体的に飛び出していなければ許されない。カイジはアニメだと余計にキラキラしているのでたまに目を疑います。気を抜くと感想が「カイジかわいい」の7文字で完結しそうになる。カイジはかわいいなあ!将来カイジのような大人にならないためとおもえばテスト勉強もはかどるきがします。

*1:まずわたしが勝てないことを見越してだとはおもいますが。

*2:中学生の男の子とお母さんが参加していてなごんだ。