カイジの噛み癖がなおらない

Q.我が家の犬(推定23歳・オス)の噛み癖がなおらず困っています。
いろいろな本を読んでは、しつけの参考にしているのですが、手や足を噛んだり、一向になおる気配がありません。噛み癖をなおす上手なしつけ法はあるのでしょうか?ぜひアドバイスお願いします。




今回のダメ犬、カイジくんの場合。*1

黙示録での問題行動。同じケージに入った犬に殴りかかり暴行を加えているところを止めに入ったところ激しく抵抗。蹴られた足にしがみついてなお噛みつき、大量出血させる。力ずくで引き離し制裁を与えた後、数人がかりで全身を押さえつけてやっとおとなしくなる。




破戒録での問題行動。「待て」ができずに餌に飛びつき、叱りつけようとしたところに肘鉄を食らう。さらにギャンギャンと大きな鳴き声をあげて騒いだため、慌てて口を閉じようとしたところ容赦なく人差し指を噛まれる。




堕天録和也編での問題行動。突然柵を乗り越えて他の犬の遊び場へと乱入。グルグルと回転した後、興奮状態でやかましく吼えたてているのを押さえようとしたところ小指に噛み付かれる。長期的な散歩不足によるストレスが原因とされる。



噛み癖をなおす上手なしつけ法

  1. カイジが噛みにくい服を着る。(スエットスーツなど)
  2. 手にカイジが嫌いな匂いのもの、タバスコなどを1・2滴指先に薄く塗る。「うわっ……!まずっ……!なんだこのニオイと味はっ……!」とカイジにとって楽しくない状況を作る。
  3. それでも噛んできたら、手は脇の下にいれ噛めない状況を作る。そして壁の方を向いて一切コンタクトを取らない。
  4. 少し動かずにいて、カイジが噛む仕草をやめ、大人しくしていたら、振り返ってよく褒めて撫でてあげて、「そうしていればもっといいことあるよ」と言う風に教えてあげる。
  5. 以上の方法でも、カイジが噛む仕草をしてきたら、噛もうとした瞬間、直ぐに部屋を出て行き、しばらく、声もかけない。(コミュニケーションの遮断)


「噛む行為=コミュニケーションを取ってもらえない」「噛まない=褒められて焼き鳥ももらえる」ということを教えます。なるべく早めの対処が必要です。なぜなら、噛む行為がカイジにとって一番のコミュニケーション手段になり、とても危険だからです。早速、今日から練習しましょう。


参考:噛み癖をなおすポイントは? - 悩み解決ナビ




捨てられた仔犬に情が移った結果がこれだよ!
カイジは常に濡れた犬のニオイがしそうだなあという話です。
 
 

*1:問題行動ごとにカイジの歯の数が違って見えるのはご愛嬌です。