鷲巣さま胸像を塗装する


アカギの鷲巣巌・カイジの班長・大神伝のちびテラス・おおきく振りかぶっての西浦バッテリーなど
鷲巣さま胸像(fg)
夏のワンフェス陸づり釣果ZEROにて販売された鷲巣さまの胸像です。
原作そのままに、大きく見開かれた目と吊り上った不敵な笑みがすばらしい鷲巣さま。鷲巣邸で毎朝日の出とともに白服たちに崇め奉られていてもおかしくない出来だとおもいます。彩色パターンも近麻表紙風、アニメ風、銅像風とバリエーション豊かに揃っています。
他にもカイジ班長大神伝のちびテラス、おお振り西浦バッテリーなどツボを押さえたラインナップが素敵。




前回のワンフェス


去年の冬のワンフェスではこんな展示になっていました。鷲巣さま一体3000円は現在の貨幣価値に換算すると3万円である。原型の方も福本好きということで、いろいろお話させていただけてたのしかったです。


このときのワンフェスで鷲巣さまをお持ち帰りさせていただいたのですが、ずっと未塗装のままだったので、いい加減塗装しなくてはと思い立ちました。
ワンフェスで売られているガレージキットはほとんど自分で組み立てて自分で塗装する必要があるので私のような一般人にはハードルが高く、今までワンフェスに参加しても単に眺めたり撮影したりするだけだったのですが、今回初めてワンフェスで買った鷲巣さまをこのままにしておくのはもったいない。
胸像だから組み立てる必要がないし、いざとなれば上からスプレーして銅像風にしてしまえばいいと己を奮い立たせながら塗装作業へ。なんとかなあれ…!




鷲巣さまを塗ってみよう


まずは百均で買った棒ヤスリでバリ(立体を作る時に型と型とを合わせて作る為に出来る余計な部分)を削り取り、サーフェイサーという灰色のスプレーを吹きます。これには細かいキズを埋めて塗装の定着を良くする下地効果があるみたいです。幸い以前フィギュア改造に走ったときに必要最低限の道具は大体揃えてあったので勝つる。
写真は白から灰色になった鷲巣さま。床が汚れないように新聞紙を敷いただけであとは適当です。






サフ吹きが終わったらいよいよ塗装です。
まず思ったことは、顔の色を何色にしようかということ。髪や服ではなく顔の色が何色かで悩むキャラクターなんて鷲巣さまくらいしかいないんじゃないでしょうか。アニメ風に血色の悪いくすんだ肌色にするか、近麻表紙風に緑か紫のトリッキーな肌色にするか悩んだ結果、既出でない紫にしてみました。髪の色を金髪にしたり歯の色をカラフルにして遊んでもよかったのですが取り返しがつかなくなりそうなので自重。
エアブラシなど特殊な画材を持っていないため、高校の頃に使っていた絵の具とポスターカラーを引っ張り出してきて筆でちまちま塗っていきました。服の黄色いフローラル模様が細かくてつかれた。




鷲巣さま胸像完成

できました。所要時間4時間くらい。
展示品のクオリティには到底及ばない拙い塗りですが、慣れないフィギュア塗装にこれでいっぱいいっぱいですウヒィ。塗装後に一応つや消しを吹きました。目のアイラインは筆がプルプルしてしまって絶対にうまく引けそうになかったので油性ペンで直描き。アカギとの対局中に徐々に濃くなっていく、黒々としたクマのような鷲巣さまのアイラインがすきです。






わんわんに乗せてみました。ククク…カカカ…!






色調を反転させても全く違和感のない鷲巣さますごい。



カイジ犬塗装編に続きます。