コンビニ版「賭博堕天録カイジ」最終巻本日発売

賭博堕天録カイジ 逆転大和了編 (講談社プラチナコミックス)

賭博堕天録カイジ 逆転大和了編 (講談社プラチナコミックス)

コンビニ版最終巻の「賭博堕天録カイジ 逆転大和了編」が、6月16日本日発売となりました。
「逆転大和了編」とタイトルからいきなりとんだネタバレ。最後に主人公が勝つのはみんなわかりきってるからもういいよね。勝つまでの戦術が肝心なわけで。


黙示録や破戒録に比べて酷評されることが多い堕天録ですが、コンビニ版で初めて読む方の評判は意外と良い*1ようです。
確かにたまに単行本で全巻まとめて読むと展開の遅さは感じないし、堕天録もこれはこれでスリルがあって普通におもしろいんですよね。


私が初めてヤンマガで「カイジ」を読んだのは既に堕天録佳境の坊ちゃん倍プッシュの回だったのですが、その頃はまだ17歩どころか麻雀のルールすらほとんど知らなかったので、正直「わからないっ…!何を言ってるのか?さっぱり…!」と圧倒的前田状態でした。
ルールを覚えてからまた単行本で何度かじっくり読み直すと、新たな発見や驚きがあってこれまたおもしろいです。
「アカギ」は麻雀を知らなくても「わかんないけどとにかくなんかすげえ」が伝わってくる勢いで問題なく楽しめるのだけどある程度麻雀知ってからもう一度見ると「アカギ△ありえないマジすげええ」と半狂乱で興奮できるのでおすすめ。





逆転大和了編表紙のカイジ。そしてこの表情である。殴りたい。この後のコマのポカーンと口開けてるカイジとか社長の激昂にびびりまくってるカイジとかもほんと殴りたい。口の中にありったけのエビフライ詰め込みたい。




これでようやく福本新刊ラッシュがひと段落つきました。がっ…

*1:日々twitterでざっくりと検索かけていて受けた私感。最終巻でオチを見ても同じ評価かはわかりませんが。