雀荘「あらたま」かいたに杯ビギナーズ麻雀大会
近代麻雀本誌にも掲載されましたの図。
去る7月3日と4日の両日、漫画家の甲斐谷忍先生が店員として働いている雀荘「あらたま」で、かいたに杯ビギナーズ麻雀大会が開催されました。(関連：甲斐谷忍先生が雀荘「あらたま」で初心者麻雀教室を実施)
私は4日の方に参加したのですが、東風戦を4回おこなって3,3,3,4位、最終的に20人中16位という散々な結果で爆死。2回くらいしか…アガれなかっ…
参加者の7割近くが初心者の女性、優勝者も2日とも女性でした。最後私もその優勝者の方と同卓だったのですが、終わらない悪夢の親連荘で全員ボコボコにむしられて戦意が喪失していく様がいっそ気持ち良かったです。それで彼女はここの初心者麻雀教室で麻雀を覚えたばかりで優勝したというのだからすごい。
雀荘「あらたま」ではじめて麻雀を覚えた参加者は少なくないようで、女性参加者に「天鳳やってます？」と訊いてみれば一様に「何それ？」とﾎﾟｶｰﾝとされ、近麻を持ってくると「初めて見た〜！」など予想外の反応が多くて面食らいました。
私が今までオフ会やイベントで出会った女性の麻雀打ちといえばイコール福本好きだったのですごく新鮮な感じです。やっぱり甲斐谷先生のtwitterを見て訪れたファンの方がほとんどみたいですね。
- 優勝賞品「ライアーゲーム」カラー原画
4日の優勝者に贈られた「ライアーゲーム」の直のカラー原画。額に飾られた貴重な生原画を作者である甲斐谷先生ご本人から手渡しされていました。おめでとうございまうらやましい。結果発表と賞品授与が終わったあとは写メの嵐が。
- 準優勝賞品「ワンナウツ」モノクロ原稿
準優勝は「ワンナウツ」の東亜が描かれた額縁入りの生原稿。水色の色鉛筆でトーンの番号が指定されています。東亜は今回、大会当日限定版の「あらたま月報」にも登場していました。あれ…児島は…。
最下位の方には「ライアーゲーム」秋山の直筆カラー色紙を賞品としてプレゼント。なんという豪華なブービー賞。狙ってなれるものでもないですがこんなことならいっそのことビリになりたかったですほんとワシ最下位でよかった。
そのほかキリ番で7位や10位、15位の方などにも甲斐谷作品に関連したグッズやポスターが贈られ、私もかろうじて参加賞の「ライアーゲーム」缶バッジをいただきました。
大会終了後、甲斐谷先生へサインを求める列ができる中、自分のiPadにお絵かきアプリでイラストを描いていただいている方を発見し「iPad！そういう使い方もあるのか」と軽くカルチャーショック。これなら紙とペンがなくてもいつでも咄嗟に漫画家にサインを頼めますね。iPadすげえ。*1
甲斐谷先生のフクナガ。裏は「むろみさん」の痛カバーつきでした。
後ろに見えるのは甲斐谷先生。ご本人に言われて初めて気が付いたのですがLIAR GAMEコラボプリントTシャツを着用中みたいです。
リクエストで描いていただいた幼稚園児の東亜がとてもかわいいので雀卓の上に敷いたまま捨て牌並べるの刑。
終了後も引き続き仲間内で麻雀を打ち、結局この日は昼の12時から23時半くらいまで12時間近くいました。こんなに長々と打ったことがなかったので途中から集中力がブツ切れ。さすがにオープンリーチに振り込んだのははじめてでした。(本当に無意識で振り込んでいたらしくいつもは割と物静かな子がその日一番でかい声で「なんでだよ！！」と叫んだ10秒くらいあとに気が付いた。)
それから甲斐谷先生がテンパイ速度を上げるための講座というか練習*2をしていたので混ぜていただいたりもしました。何回でも言いますが甲斐谷先生は本当に気さくでいいひとですよありがとうございますいつも無茶ぶりすみません。土日一日中雀荘に拘束されて初心者に麻雀教えてサイン描いて一番お疲れなのにバリバリ現役の漫画家ですからね。ほんと大盤振る舞いの賞品といいサービス精神旺盛すぎです。
「雀荘あらたま」店長のブログによると、次回は8月末の開催になるようです。
リーチをかける前にテンパっているか店員に逐一確認してもらえたり、困ったときは500点チップを払ってヘルプを求めることができたりと、ビギナーズ大会ならではの特別ルールもあって初心者にやさしい仕様でした。
同じ初心者で女性相手が多いということで、和気藹々とした空気で麻雀を打ててたのしかったです。なのではじめてでもおひとりでも全然だいじょうぶだとおもいますよ。こわくない…こわくない…。
しかし自分も充分初心者ながらここまで麻雀はじめたての女性陣にボコボコにやられたのかとおもうと正直ふがいなさと情けなさにすこし泣けてきます。もし次も出られたらせめて16位より上をめざしたいです。強く生きよう。
